先日の 「鬼ハン」 マグナ
どうも 気になっている。
車やバイクは 本人の好みで
いじったり カスタム できるから また楽しいのである。
自分も このマグナに 賞賛の声を贈っていたぐらいである。
自分は 人様の趣味や バイクの好みを
とやかく言える 立場には無い
バイクは 自分の好みの形に 仕上げてゆく楽しみがあるのである。
いじり 仕上げていくことが また楽しいのだ。
中には、純正のまま所謂吊るしの状態で ライディング自体を楽しむ人もいる。
それも バイクに対する 楽しみ方のスタイルなのである。
であるから 好みに関しては
私は何も 異論は 言わない。
個性が無くては つまらない。
個性、パーソナリティー 大賛成派 である。
しかし、安全にかかわることとなると 話は別である。
この 「鬼ハン」 強度が不足していると推察される。
矢印① ハンドル溶接部強度
ハンドル左右連結部と上方へ向かうパイプの溶接部。
Φ22.2~25.4のSTKM材と思われるが
鬼のように長くしたグリップ部までのスパンに対し
溶接部強度が不足。構造的にムリがある。
矢印② ハンドルクランプ部
鬼のように伸びたハンドルによって
クランプとハンドル固定部に掛かる偶力は
純正時と比べ 5~8倍のモーメントが掛かる。
セレーションが刻まれているとはいえ
段差通過時などの衝撃加重に耐えられる締結力は無いはずである。
さらにこのハンドルが塗装仕上げとすれば
固定部の塗膜が気になる。
その他
ハンドル部もそうであるが
ステアリングステムのベアリング周辺も気になるところである。
ボールやレースの損傷によるガタ程度ならば徐々に症状が進行するので
まだいいが、ステアリングステムの破壊などが起こらないか。
心配である。
これだけ Frフォークを伸ばしキャスターを寝かせれば
トレールが増大し、ハンドルに掛ける 力は少なくてすむと思う。
しかし、心配なのは 段差などによる衝撃、 交番加重による疲労だ。
静加重は問題ではない。
ハンドル部の急な破損は
事故や怪我に至ることが多い。
すりむいちゃった。ぐらいの転倒ならば ・・・
自分は 人様のバイクや 趣味にとやかく言える人間ではない。
ただ、前回の掲載で はまぞうブロガーの知り合いと知って
ただの傍観者の立場ではなくなったと 感じている。
知り合いの 知り合いは 知り合い なのだ。
日々 気になることを 書き綴り
ブログを 気ままに 楽しんできたが
初めて 責任を 感じている。