宮津誠一　デザイナー日記

白昭地区の二輪屋台についてお伺いします。
以前使用していた車輪はありますか？

どーも

車輪ですか？？
白昭若連の生き字引「斎藤さん」
なら分かるはず！

お返事が遅くなりました。誠にありがとうございます。

どうもはじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。
私は浜松市在住で掛川出身の岩瀬知之と申します。

個人的には白昭桜まつりの屋台が大好きで、このHPに付け加えて頂けたらな〜と問い合わせました。

あの白昭桜まつりで使われている屋台は、おそらく現在の二輪式屋台を引く各地区の彫り物の、いわば「 先駆け」だったのではないかと考える、とても貴重な屋台と考えます。

なぜならこの遠州地区で、1番最初に早瀬利三郎さんが彫刻依頼を受けて完成させた作品だからです。その後は、この彫刻依頼を受けたのちに、依頼が多数あった為掛川に定住に、現在早瀬利三郎さんの作品として多く遺されているのです。

いわば遠州地区の祭り屋台の彫刻のパイオニア的屋台なのです。

大正八年制作（大工  村松邦平    掘師 早瀬利三郎）・掛川市肴町区の先代屋台になります。確か平成8年か九年に白昭区に譲渡されたと思います。

屋台本体自体は、確か昭和60年代に台木・支輪・出囃子を付け加える改修を施してあります。

個人的には改修前の、大正・昭和の戦前の屋台写真を見ると今より洗練されており、バランスが良いです。今の屋台は頭でっかちと言うか…   
掛川祭で最近ブームの支輪なしの掛川型？屋台の基本の形なので、できる事ならば以前の姿に改修復元して頂けたらなぁ〜…と思いますね。

是非一度拝見させて頂いきたいです。